Tinkercadで3Dデザインをプログラミング
「Tinkercad」はやさしく3Dデザインやコーディング(プログラミング)ができるソフトウエアとして知られていますが,作成した図形をプログラミングで動かすこともできます。これまでは3Dデザインとプログラミングは別物として考えてきましたが,両者が融合すると何かが変わるのではと可能性を感じています。
使用例
Step 1: TinkerCADのコードブロック画面を開きます。
Step 2:「新しいオブジェクトを作成」のブロックから開始します。
Step 3: シェイプ「ボックス」をドラッグして、ボックスのカラーや縦(W)・横(L)・高さ(H)を設定します。ここでは下記のように各辺30の立方体を、原点(0,0)を中心として、50離れた4つの位置に配置しています。最後の白い立方体は軸xまわりにその位置180度回転するようにしました。
Step 4: 「再生」ボタンをクリックして,動作を確認します。
Step 5: 必要に応じて改良を行います。
Tinkercadで3Dデザインをプログラミングで動かす1
作成した3DモデルはSTL形式のファイルとして出力できるため、3Dプリンタで造形することが可能です。これにより、実際に形のあるものを動かす前のシミュレーション機能としても活用できます。
図形の作成もプログラミングも、簡単なものから高度なものまで幅広く対応できるため、さまざまな作品の制作が可能です。あとはアイデア次第で、多様な活用方法が広がることでしょう。
投稿者:門田和雄(神奈川工科大学 )

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